Beacon Tower Residenceが東雲に誕生
UR都市機構(旧公団)の再開発プロジェクト「東雲」エリアにBeacon Tower Residenceが登場します。デザイナーズ賃貸マンション「CODAN」の目の前、総戸数440、地上41階建てという超大規模プロジェクト。Beacon Tower Residenceは中堅デベ5社の共同事業、その成果はいかに?
◎まだまだこれからに期待の街
りんかい線「東雲駅」から歩いて10分ほど。旧公団のUR都市機構が手がけた「CODAN」が見えてきます。隈研吾など著名デザイナーが参加したことでも知られ、入居者が殺到したことも記憶に新しいところ。
家賃15万円前後のプランが中心で、情報感度の高いDINKSやSOHOなどから注目を集めていました。
Beacon Tower Residenceは、その再開発エリアに建設される注目のプロジェクトです。華やかな豊洲に比べると地味ではありますが、一つの街としての活気を帯びつつあるようです。
イオンショッピングセンターもある他、保育園や学童クラブなどの施設も整備されています。
◎中堅デベロッパー5社の共同事業
Beacon Tower Residenceは有楽土地、名鉄不動産、モリモト、ニチモ、長谷工コーポレーションの共同事業です。
共同事業というと、三井、三菱、住友などの大手デベロッパーが中心となって、そこに中堅デベが参加する形式が多いのですが、Beacon Tower Residenceは全て中堅どころが結集しているレアなケース。
ちなみに、施工を手がける大成建設は有楽土地の親会社です。
複数のデベロッパーの共同事業は一般的に「ジョイントベンチャー」通称「JV(ジェイブイ)」と呼ばれます。
なぜJV方式を選ぶのか?
それは、大規模物件の建設に伴うリスクを分散するため。
通常マンションを建設するには土地の取得、施工、宣伝などに莫大な費用がかかります。これだけ大きなプロジェクトだと、企画から販売までに数年かかります。つまり、最初に資金を投入して、実際にお客さんからお金を回収するまで、お金が出る一方。それを1社ですべて負担するのはなかなか難しい…
そこで、その費用を分散して1社にかける負担を分散することで、ニーズにあったマンションを確実に提供することができるというわけ。Beacon Tower Residenceは、41階建てという大規模プロジェクトなので、JV方式を採用しているということですね。
◎価格は70m2台で4700万円台~
都心部から外れていることもあり、価格は坪単価200万円前後からといったところでしょうか。90m2台では6000万円近く~ということです。
間取りを見る限りではウォークインクローゼットも備わっている部屋も多いようで、収納の意識は高いようです。
現段階では、詳細な仕様は明らかになっていませんが、高層マンションということで、火災のリスクの少ないオール電化、積層ゴム支承+弾性すべり支承の2つの免震装置を組み合わせた免震構造「ハイブリッドTASS構法」を採用しているようです。
中堅デベロッパー5社の共同事業だけに、どれだけの仕様を備えてくるかにも注目したいところですね。
Beacon Tower Residence【PR】スポンサードリンク東京都江東区東雲一丁目1番21(地番)
東京メトロ有楽町線「豊洲駅」徒歩12分
東京メトロ有楽町線「辰巳駅」徒歩9分
りんかい線「東雲駅」徒歩13分用途地域 第二種住居地域
総戸数 440戸構造・規模 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地下1階地上41階建
専有面積 54.72m2~140.97m2竣工時期 平成21年1月下旬予定
入居時期 平成21年3月下旬予定売主 有楽土地 名鉄不動産 モリモト ニチモ 長谷工コーポレーション