桜堤庭園フェイシアは”見えない部分”に注目
UR都市機構(旧公団)の地域再開発プロジェクトの一環で、桜堤庭園フェイシアが建設中です。桜堤団地という公団住宅の跡地で、東京ドーム13個分の土地に292戸の大規模マンションになる模様。桜堤庭園フェイシアは、その住環境と仕様に注目してみました。
◎旧「桜堤団地」の跡地
桜堤庭園フェイシアが誕生するのは桜堤団地の跡地。その名の通り、桜の木が周囲に配置されている落ち着いた環境の街並みが特徴です。
長く使われた桜堤団地ですが、このところ老朽化が進行。以下のホームページに写真が掲載されていますが、残念ながら再開発の一環で解体されることになりました。
桜堤団地の写真あり
http://danchi100k.com/file0048/index.html
その広大な敷地は、なんと東京ドーム13個分。東京ドーム13個と言われてもすぐにイメージできませんが(^^;、それだけ広いということですね。
その敷地にはサウスコート、イーストコート、ウェストコート、ガーデンコートの4棟が建設され、桜堤庭園フェイシアは総戸数292戸のビッグプロジェクトになる予定です。
航空写真を見ても分かりますが、この辺りは緑に囲まれていて落ち着いた環境です。その分といってはあれですが、ちょっと駅から遠いのも難点でしょうか。
気になる価格ですが、桜堤庭園フェイシアでは第1期で78平米台で5000万円台から。まあ、坪単価200万円を超えてくることは間違いなさそうですね。
◎建物の見えない部分が肝心です
桜堤庭園フェイシアの仕様や設備を見ていると、ミストサウナやウォークインクローゼット、キッチンのスライド収納などに目がいきがちですが、構造面の仕様もちょっと期待です。
まずは、建物本体(躯体)の損傷を最小限に抑える免震構造(古くなった際にダンパーのメンテナンスはどうするかがいつも気になるのですが…)。地震で家具が倒れないように備えても、躯体が損傷してしまえば大切な財産を失うことになります。建物への影響が少ないと「言われている」免震構造を採用しています。
また、配管スペースを専有スペースの外部に押しやり、メンテナンス製の高い配管構造を採用しています。二重床・二重天井でもあるので、将来のリフォームの選択肢が広がる可能性がありそうです。アウトフレーム工法の採用で、デッドスペースを排除に成功している点もプラス要素です。
このところ堅実なマンションを提供している有楽土地ですが、桜堤庭園フェイシアも話題になりそうです。
桜堤庭園フェイシア【PR】スポンサードリンク東京都武蔵野市桜堤2丁目1714-6他(地番)
JR中央線「東小金井駅」北口より徒歩14分、「武蔵境駅」北口より小田急バス「桜堤団地」行約10分「団地上水端」停留所下車徒歩1分用途地域 第1種中高層住居専用地域・第2種高度地区/第1種低層住居地域・第1種高度地区、武蔵野都市計画桜堤一団地の住宅施設
総戸数 292戸
構造・規模
S棟(サウスコート):鉄筋コンクリート造、地上12階(免震構造)
E棟(イーストコート):鉄筋コンクリート造、地上6階(免震構造)
W棟(ウエストコート):鉄筋コンクリート造、地上9階(免震構造)
G棟(ガーデンコート):鉄筋コンクリート造、地上8階(免震構造)間取り 3LDK・4LDK
建物竣工時期 平成20年3月上旬(予定)
入居予定時期 平成20年3月下旬(予定)