プラウドシティ池袋本町が板橋駅徒歩1分の立地に誕生
野村不動産が板橋駅前に取得した旧JR社宅の跡地に、総戸数785戸の大規模マンション「プラウドシティ池袋本町」の建設を発表しました。東京23区内でJR駅徒歩1分。不動産市況の悪化が伝えられる中で久しぶりの大型プロジェクトとなりました。マンション掲示板では価格の予想、地盤の問題、行政サービス、埼京線の混み具合などが議論されているようです。周辺エリアの新築マンション価格の下落が伝えられる中で、プラウドシティ池袋本町の価格帯にまずは注目をしたいところです。
◎3駅利用可能な立地
プラウドシティ池袋本町は長谷工コーポレーションが建設を担当。09年の8月現在、工事が着々と進められており、平成23年3月の入居を予定しているとのこと。
東京都心に通勤するファミリー層が中心となると予想されますが、そうなると気になるのが埼京線の混み具合。池袋・新宿・渋谷までダイレクトで通勤できるのがメリットではありますが、その分、ラッシュ時の混雑は相当のもの。そこに、785戸のプラウドシティ池袋本町がたんじょうすることのインパクトは大きそう。
ただ、プラウドシティ池袋本町は板橋駅のほかにも、東武東上線や三田線が利用可能。特に三田線は巣鴨駅、水道橋でJRに接続できるほか、半蔵門線、都営新宿線などに乗り換えることもできます。混雑さという点で言えば、若干遠くなりますが、三田線のほうが快適といえるでしょう。
ただし、三田線「新板橋駅」まで徒歩5分といっても、マンションの広さを考えると、自分の住戸の位置によってはかなり歩くことになるかもしれません。この駅までの時間は、マンションの中心エントランスからの距離で測られることが多いので、そこまでの時間も換算することも忘れずに、
さて、もう一つの最寄り駅、東武東上線「下板橋駅」には大きな動きが見られます。東武鉄道が日本大学と連携して、駅上施設に大学病院を移設するという大きな構想が持ち上がっています。昨年の7月の段階で事業化に合意しており、順調に進めばベッド数1000床巨大病院が誕生します。
現在の下板橋駅の移設に伴い、約四万平方メートルの計画地に医療施設などを建設する。本学は駅の上にできる病院施設部分を大学病院として利用する。実現すれば「駅上大学病院」としては国内初。病院施設はベッド数1000床規模を予定しており「駅上病院」としては国内で最大の規模になるという。
久々の大規模マンションだけに注目が集まるプラウドシティ池袋本町ですが、気になるのはその価格です。野村不動産が土地を取得した08年春の段階では、坪単価200万円台半ばでも値ごろ感がありましたが、サブプライム問題が表面化した以降はその価格では”格安”という印象はないかもしれません。
記者は、同社が予定している坪単価は分譲時の市況にもよるが、今すぐ分譲すると仮定すれば、瞬く間に完売すると考えている。確かその敷地にはサクラなどの大木もたくさん植わっていた記憶がある。同社は安い買いものをしたようだ。
間取りのプランはいくつか発表されていますが、価格帯も随時チェックしていきたいところです。
プラウドシティ池袋本町【PR】スポンサードリンク東京都豊島区池袋本町4丁目2,016-3,8及び、板橋区板橋1丁目2,546-1(地番)
埼京線 「板橋駅」徒歩2分、都営三田線「新板橋駅」徒歩5分、東武東上線 「下板橋駅」徒歩4分構造・規模 鉄筋コンクリート 地上15階 地下1階建て
入居時期 平成23年3月下旬 (予定)総戸数 785戸
専有面積 58.07~87.45m2売主 野村不動産株式会社