プラウドタワー東雲キャナルコートの埋立の変遷を調べる
URの一大プロジェクト「東雲キャナルコートCODAN」で知られる再開発エリアにプラウドタワー東雲キャナルコートが誕生します。総戸数は600戸。近くには大型のイオンがあり、周辺にデザインされたコミュニティが立ち上がっています。プラウドタワー東雲キャナルコート周辺は埋立地ということもあり、掲示板などで震災時の様子も語られています。
プラウドタワー東雲キャナルコートは、かつての三菱製鋼の工場跡地に設けられた「東雲キャナルコート」に誕生します。斬新なデザインで注目を集めた「東雲キャナルコートCODAN」をはじめ、Wコンフォートタワーズ、ビーコンタワーレジデンスなど、ネット上でも話題を呼んだ数々の大規模マンションが林立しているエリアです。UR都市機構が中心となって新たなまちづくりが行われており、エリア内には大型ショッピングセンターのイオンをはじめ、多くの商業施設が集められています。
ただし、東雲キャナルコート内部で生活を完結させられることができるメリットはありますが、最寄り駅までの距離が長いという声も。もちろん、銀座や有楽町へアクセスしやすいということもあり、職場へのアクセスなどを総合的に勘案して、立地の良し悪しを判断したいところです。
また、同じ湾岸エリアの豊洲に比べて、商業施設は見劣りしますが、その分、落ち着いた住環境が確保されているという声も上げられています。プラウドタワー東雲キャナルコートは辰巳運河に面している住居もあり、タワーマンションならではの開放感を将来にわたって確保できるというメリットもあります。
液状化のリスクは?
しかし、湾岸エリアといえば、どうしても3.11の地震による液状化を気にせざるを得ないでしょう。実際に私も見てきましたが、浦安駅周辺は大きく地盤がゆらぎ、建物に影響が及んでいる状況が長く続いています。また、多くが私有地なため正確な把握ができないという事情がありますが、都内でも液状化が見られたという報告もあります。
プラウドタワー東雲キャナルコート関連の口コミを見てみると、周辺では致命的な被害はなかったようです。ただし、イオンの周辺で小規模な液状化が見られた他、遊歩道に亀裂がみられるなどの被害が確認されているようです。多かれ少なかれ、被害は報告されていますが、震度5弱?5強クラスで、これだけで済んだと見るか、このクラスでこんなに影響が出たと見るかは、判断が分かれるところだと思います。
なお、東京都の湾岸エリアの埋め立ての歴史については以下の論文に詳しく掲載されています。
http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf113-6/p785-801.pdf
特に798ページの江戸時代から現在までの東京湾の海岸線の推移、799ページの埋め立てた土の性質について図形化されて、大変わかりやすくまとめられています。
このエリアの航空写真を閲覧したい場合は、以下のサイトが利用できます。
戦後の航空写真が見れるサイトで、東雲キャナルコートが三菱製鋼の工場だった時代からの変遷が閲覧できます。
http://w3land.mlit.go.jp/cgi-bin/WebGIS2/WF_AirTop.cgi?DT=n&IT=p
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東京都>江東区と選択して、「東雲1」と入力すると1丁目9番地のエリアが選べます。
【PR】スポンサードリンクプラウドタワー東雲キャナルコート
東京都江東区東雲1丁目1番23他(地番)
山手線他 「東京駅」都営バス「深川車庫前」行きバス約25分 東雲橋交差点バス停より 徒歩5分、有楽町線「豊洲駅」徒歩11分、有楽町線「辰巳駅」徒歩11分、ゆりかもめ「豊洲駅」徒歩12分、りんかい線「東雲駅」徒歩15分構造・規模 鉄筋コンクリート 地上52階 地下2階建て 一部地上2階建て
竣工時期 平成24年12月上旬 (予定)
入居時期 平成25年4月中旬 (予定)総戸数 600戸
間取り 2LDK ?4LDK
専有面積 58.87m2?103.74m2売主 野村不動産