ドゥ・トゥール キャナル＆スパが晴海再開発エリアに誕生
東京オリンピック選手村に近接する晴海三丁目に、総戸数1450戸のドゥ・トゥール キャナル＆スパが誕生します。ドゥ・トゥール キャナル＆スパは住友不動産がフラグシップと位置づける一大プロジェクトで、湾岸エリアのマンション競争がますます激しくなることが予想されます。
東京オリンピック選手村に近接
2020年開催の東京オリンピックに向けて、選手村設置が計画されている晴海五丁目にまさに隣接する形でドゥ・トゥール キャナル＆スパが建設中です。
これは、UR都市機構が進めている「晴海三丁目西地区第一種市街地再開発事業」の一環で、すでに10年以上にわたって開発が進められてきました。
東京オリンピックでは都心のヘリテッジゾーンと、ウォーターフロントの東京ベイゾーンの二つに区分されていますが、晴海三丁目は両者が交差する中心地と位置づけられている場所です。
2015年に晴海五丁目北岸の橋が開通し、東京オリンピックまでに汐留→新橋→虎ノ門までの区間が開通する計画が立てられています。（環状2号線は虎ノ門から先、赤坂見附、四谷、水道橋、そして最終的に神田までのルートを結びます）
これによって、都心部へのアクセスが効率化することになります。東京オリンピックをきっかけに湾岸エリアの開発が急ピッチで進行し、国際的な注目が集まることは間違いないでしょう。
豪奢な共用施設
物件名に「スパ」と名がつく通り、共用施設には温泉施設が設けられるようです。
プレスリリースを引用しますと、
「ドゥ・トゥール」では、日々の忙しさを忘れさせてくれる非日常的な空間として、幅 15mもの巨大な浴槽を備えた広さ約 200 ?の「サウナ付大型スパ」や 43 階に設置した広さ約 150 ?の「ビューラウンジ＆バー」、コミュニティを育む「キッズルーム＆ペアレンツサロン」など、大規模物件ならではの多彩な共用施設をご用意しています。
その他に、フィットネスジム、3 つのオーナーズスイート、2 つのパーティラウンジ・パーティスタジオ、カーシェアリング、EV 充電設備、電動アシスト付レンタサイクル、ブックサロンといった設備が提供される模様です。
駐車場については、全戸のおよそ半分に当たる698台分が用意されるとのことで、共用設備の維持管理費はかなりのものになるのではないかと思われますが…
眺望は将来のリスクも…
ドゥ・トゥール キャナル＆スパの魅力の一つは、タワーマンションならではの眺望にあります。眺望をどれだけ重視するかは個々人の価値観によるところが大きいので、どれだけ付加価値と捉えるかは客観的な評価は難しいですが。。。
ただ、眺望に関しては、多くのブログや掲示板などで注意をうながす書き込みが見られました。
今後、東京オリンピックに向けて急ピッチで開発が進む中で、各デベロッパーや事業体が競って高層マンションの建設に力を入れいています。
つまり、実際に住んでみてしばらくしたら、周りが高層マンションだらけだということになりかねないのでは？ということです。実際に、西側にTHE TOKYO TOWERS（58階建）、北東側にURのベイシティ晴海スカイリンクタワー（49階建）が位置しています。
また、運河を挟んですぐ向かいには、新たに3棟の建設が計画されています（「勝どき東地区第一種市街地再開発事業」）。2015年から着工が始まり、最終的な完成は2020年代半ば頃になると思われます。まだ企画段階ですので、計画の調整もありえますが、大まかな方向性は把握できるでしょう。
眺望は住戸の位置や向きなどによって大きく違ってきます。新築マンションの場合には、事前に把握した上で購入することができないリスクを抱えています。今後の都市計画や再開発の進み具合によって、入居後に眺望が大きく変わるケースも想定しておく必要はあるでしょう。
ドゥ・トゥール キャナル＆スパ【PR】スポンサードリンク東京都中央区 晴海三丁目102番(地番)
都営大江戸線「勝どき」駅から徒歩9分、JR山手線「東京駅」バス19分総戸数 1,450戸(住宅)、SOHO216区画、その他店舗2区画
完成予定 平成27年9月下旬
入居予定 平成28年3月上旬構造・規模 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) 地上52 階建地下1階建 塔屋1階建
駐車場台数 698台
自転車置場台数 2,499台[平置196台、2段式（下段スライド式）2,303台（上段940台、下段1,363台）]、他に店舗用82台、レンタサイクル用26台
バイク置場台数 169台
ミニバイク置場台数 10台売主 住友不動産